看護師だけでなくどんな仕事でも楽しいことばかりではありません。
看護師の仕事は辛いイメージがありますが、どんなことがやりがいで働いているのか気になる方も多いのではないでしょうか?
大変なことも多いですが、実際に看護師の仕事にやりがいを感じながら仕事をしています。
看護師になってよかったなと思うからこそ頑張れます。
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第3位!血や血管が大丈夫になった
一般の方の日常生活で、血や血管をよくみることがあって見慣れている方は多くありません。
血が苦手だったり、血をみると気分が悪くなるのでみたくないというのが一般的な意見だとおもいます。
医療に携わる方々は、最初から血が得意かというとそんなことはありません。
最初から気にならなかった方もいますが、日常生活であまり見慣れないので、どうしても血に対して苦手意識を持ってしまいます。
もともとは血を見るのが怖かった
看護師になるまでは血や血管を見るのがとても怖かったです。
小さい頃の思い出ですが、ショッピングモールで遊んでいて商品棚のとがった部分にひざをひっかけてしまい、その結果切れたひざから大出血でパニック状態になりました。
あまりの血の量に怖くなってしまい、大泣きしてしまったのを覚えています。
そんな大出血の経験からトラウマになってしまい、大人になるまで血に対して苦手意識が強かったですね。
しかし血に対して苦手意識があった私ですが、看護師になったばかりの頃にある経験をしたことで考え方が変わりました。
血を見るのは日常茶飯事
医療の現場で働く看護師はさまざまな仕事に対応しなければなりません。
ナースコールが鳴れば看護師が一番に患者さんの所へ駆けつけます。
その際に出血している患者さんの対応をすることもあり、血を見ることは看護師にとって珍しいことではありません。
長年、看護師の仕事をしてきて血に関して、一番印象に残っている出来事をご紹介します。
まだ私が看護師になりたての頃にナースコールが鳴り、患者さんのもとに駆け付けるとドラマで見るような大出血で血が飛び出していました。
そんな緊急事態でパニック状態で何をしたらよいのかわからなくなってしまい、急いで先生を呼んで治療をしてもらったことで患者さんは助かり、この経験以降は血に対する考え方が変わり、苦手意識を克服することができてちょっとしたことで慌てなくなりました。
第2位!医療や看護の知識があれば日常生活に役立てられる
日常生活で自分や患者さん、身近な人がケガをしたり体調を崩してしまう場面があると思います。
「すごく頭が痛いけど大丈夫なのか」
「目の前に体調を崩している人がいるけど何かできることはないのか」
「転んで血が出ているけどそのままでいいのか」
など、他にもさまざまな不安や疑問を感じたことはありませんか?
身近な人がケガをしたとき必要な処置ができた
旦那さんが指を負傷してしまい傷口を何針も縫ったときに、クリニックの先生に「抜糸まで毎日処置してくださいね」と軽い説明を聞いて、理解できないまま帰ってきてしまいました。
旦那さんは消毒の仕方もわからなくて、自分の傷口も怖くて見れない状態でしたが看護師をやっていたおかげで、傷を見て必要な処置をすることができました。
自分のスキルが身近な人を助けて感謝されたとき、看護師をやっていてよかったと改めて感じることができました。
患者さんの回復が目に見えてわかる
病院には病気で歩行困難になった方、食事が進まなくなった方、今までは当たり前のようにできていたことが病気やケガによってできなくなってしまって、元気をなくしてしまった方などさまざまな患者さんがいます。
そんな患者さんを身の回りのお世話やサポートをして励ますのも看護師の仕事の1つです。
毎日顔を合わせ、気分や調子を聞いて何気ない会話をしたりする看護師は、患者さんにとって「誰よりも近い存在」になります。
自分の知識を使って患者さんの治療やリハビリをサポートしていきながら、ひとつひとつできることが増えていき、回復する患者さんをみたときも看護師をやっていてよかったと感じる瞬間ですね。
第1位!時間を大切に過ごせるようになる
看護師の仕事をしていると、さまざまな方の人生の節目に立ち会うことが多くなります。
勤務先によって異なりますが、人生の始まりに立ち会うこともあれば、人生の終わりに立ち会うこともあります。
そんな中で私が一番感じたのは、人生の終わりに立ち会ったことで考え方が変わりました。
自分や親の最期を考えた
初めて受け持った患者さんが亡くなったときに自分の考え方が変わりました。
その人の人生を考えたときに何十年も生きてきた人の亡くなり方がすごいあっけないと思い、とても考え深いものがありました…
それから自分や親の最期を考えるようになり、どうやったら安心してその時を迎えられるのか、やり残したことや今自分にできることなど考えながら時間を大切に使おうと思いましたね。
誇りを持ってできる仕事
看護師として患者さんの生前から関わらせてもらっていて、他人の死をみたことで他人事ではなく自分のことのように考えるようになりました。
患者さんや家族にとって最期の時間はとても大切な時間ですが、そんな時間にかかわれせてもらえる看護師の仕事は誇りをもってできる仕事だと思いますので、看護師の仕事にやりがいを感じる瞬間第1位とさせていただきました!
【番外編1】患者さんからの感謝の言葉
医療の現場で最も多く患者さんやご家族の方と関わる機会があるのは看護師です。
患者さんに常に寄り添って励まします。
そんな患者さんの退院時に「ありがとう」「元気になった」「あなたが担当でよかった」など元気な姿で言葉をかけてくれたとき「看護師になってよかった」と心の底から思いますね。
自分の1つ1つの仕事が役に立ってると実感できて看護師の仕事のやりがいを感じる瞬間でもあります。
【番外編2】看護師のキャリアがあれば柔軟に仕事ができる
看護師のキャリアがあれば転勤や転居などで退職しなければならない場合でも柔軟に仕事ができるのも魅力の1つですね。
結婚や妊娠、子育てなどで途中辞めてしまっても看護師は復帰しやすいので、長く続けられる仕事です。
【まとめ】誇りを持ってできるやりがいのある仕事
看護師の仕事は辛いこともありますが、キャリアを積み重ねて自分の成長を実感しながら患者さんや身近な人の役に立てる、やりがいのある仕事です。
誇りをもって自分のスキルを磨くことで、勤務場所が変わっても経験が生かせて転職もしやすいのも魅力的ですね。
大変な仕事ですがやりがいを感じているからこそ頑張れる仕事です。